チェーン規制が強化され、降雪地域や雪の多い地域へ行く際には、チェーンを持っていくことが重要。
金属チェーンは純正でも採用され、性能と価格の面で高い評価を受けており、多くの人に使用されています。
- 金属チェーンの特徴は?
- 金属チェーンのメリットは?
- おすすめのタイヤチェーンは?
ここでは、おすすめの金属製タイヤチェーンや選び方、注意点を紹介します。
おすすめの金属製タイヤチェーン3選
まず、おすすめの金属製のタイヤチェーンを3つ紹介します。
様々なメーカーから販売され、特徴があるので、自分の使用状況に合うものを選択するのがいいです。
有名メーカーの金属製チェーンで性能が安定しているものは以下のようなチェーンがあります。
金属チェーンの雪道楽QⅡ
引用:https://www.chuhan.co.jp/carproducts/product/tirechains/?id=4
雪道楽QⅡは、簡単取り付けできる金属チェーン。
亀甲型タイプの金属チェーン。
亀甲型なのでグリップ力もあり、人気の商品です。
雪道楽QⅡの口コミや特徴は以下の記事を参考にしてください。
⇒ 雪道楽QⅡの特徴や口コミ
雪道楽 α1
引用:https://www.chuhan.co.jp/carproducts/product/tirechains/?id=1
はしご型は、価格の安いものもあり、雪道の走行に役立ちます。
雪道楽 α1は、はしご型の金属製タイヤチェーンです。
はしご型は、バスやトラックなどに採用されています。
雪道楽 α1の口コミや特徴は以下の記事を参考にしてください。
⇒ 雪道楽 α1の特徴や口コミ
KONIG CGマジック
引用:https://www.chuhan.co.jp/carproducts/product/tirechains/?id=29
KONIG(コーニック)は、イタリアの有名なチェーンを扱う会社です。
CGマジックは、亀甲型で9mm(他のタイプもあります。)
KONIG CGマジックは、ジャッキアップせずに取り付けることができます。
KONIG CGマジックの口コミや感想はこちらの記事を参考にしてください。
⇒ KONIG CGマジックの口コミや感想
金属製タイヤチェーンの特徴
タイヤチェーンは、雪道や凍結路を走行する時に使用する滑り止めです。
チェーンには、金属チェーン、非金属チェーン、布製チェーンなどがあります。
金属チェーンは、チェーン部分に金属を使用し、グリップ力が高く、雪や凍結路面でも走行性能が上がります。
金属チェーンは、金属製の鎖が雪や氷に食い込みグリップを向上させます。
昔からあるシンプルなチェーンですが、近年では取り付けが簡単になって、進化したモデルも登場。
比較的安く購入でき、雪道でのドライブや冬季旅行に持っていると安心感があります。
金属製チェーンの種類
金属チェーンには、2つの種類があります。
- 亀甲型(リング型)
- はしご型(ラダー型)
それぞれの形状に特徴があります。
亀甲型
金属チェーンには、亀甲型があります。
亀甲型は、亀甲型は横滑りにも強いチェーンで、全方向に対してグリップ力が得られるのが特徴です。
タイヤに装着した時に、チェーンの一点に力が集中してしまう為、部分的な消耗があります。
チェーンの太さによっても耐久性は変わるので、サイズによって寿命は異なります。
グリップを重視する方におすすめなのが亀甲型です。
SEIKOH タイヤチェーン ジャッキアップ不要 亀甲型 金属 155/70R13 155/65R14 165/65R13 165/55R14 等 KNO30
はしご型(ラダー型)
はしご型は、タイヤにはしごのようにチェーンが装着されます。
前後のグリップが高く、バスやトラックなどに採用されています。
タイヤの面にはしご状に装着されるので、転がるたびにガタガタします。
はしご型は価格の安いものもありますが、商品数は亀甲型の方が種類が豊富。
金属製タイヤチェーンのメリット
金属製タイヤチェーンの一番大きなメリットは、滑り止め効果が高いことです。
金属製タイヤチェーンは、以下のような3つのメリットがあります。
- 滑り止め効果が高い
- 簡単に装着できる商品もある
- 価格が安いものがある
チェーンの形状やメーカーによって取り付け方や性能が異なりますので、価格も含めたトータルで考えて選ぶのがいいです。
金属製はコンパクトになるものが多いので、車に積んでおきやすいのも特徴の一つ。
滑り止め効果が高い
非金属チェーンや布製チェーンに比べてグリップ力が高いものが多いです。
金属製タイヤチェーンは金属の鎖なので、雪や氷の路面にしっかり食い込み、滑り止め効果が高いです。
金属の鎖は重さがあり、路面にしっかり食い込み、凍った路面でもグリップが上がるので、滑り止めとして役に立つアイテム。
急な降雪時に役に立ったという声が多いです。
簡単に装着できる商品もある
金属チェーンの中でも、取り付け方法は色々な種類があります。
ジャッキアップ不要の簡単取り付けタイプや、チェーンの上に車を移動させて取り付けるタイプがあります。
取り付けに多少手間がかかるものもあるので、購入前に取り付け方法を確認するのがいいです。
価格の安いものがある
金属チェーンは、国内自動車メーカーの純正品としても採用されています。
一度きりの使い捨てではなく、繰り返し使用可能。サイズが合えば、他の車種にも装着できます。(適合要確認)
金属チェーンの価格は、非金属チェーンや布製チェーンと比較しても安めのものが多く、はしご型の方が安い傾向。
金属製タイヤチェーンの注意点
金属製タイヤチェーンを装着する時の注意点があります。
以下のような部分に注意が必要です。
- 適合商品(品番)
- 装着位置
- 制限速度
- 音と乗り心地
- ホイールに傷が付く可能性がある
チェーンを購入する時に重要なのは、車とチェーンの適合確認です。
チェーンの購入前に、タイヤサイズと車のマッチングを確認してください。
適合商品に注意
金属製タイヤチェーンを購入する時は、自分の車に対応するかどうかを確認してください。
適合表などで車のタイヤサイズとチェーンが適合するかどうかをチェックしてください。
サイズが合わないと装着できなかったり、途中でチェーンが外れたり、車両に巻き込んだり、ブレーキ配管やフェンダーなどを破損するおそれもあります。
必ず適合確認をして、タイヤサイズに合わないチェーンを装着しないでください。
タイヤの銘柄によって装着不可になったり、品番が変わるケースもありますので、慎重に適合する製品を探してください。
チェーンの装着位置の注意点
タイヤチェーンは、駆動輪に装着して使います。
前輪駆動車なら前輪に装着し、後輪駆動車は後輪に装着。
チェーンは左右につけます。
制限速度、クリアランスの注意点
金属製タイヤチェーンは、制限速度があります。
基本的にチェーン装着時には、スピードを出さずに使用します。
ローダウンなど車高を落としている車は、クリアランスが少なくて装着できないこともあるので、車高を落としている場合は注意してください。
音と乗り心地
金属チェーンの場合は、乗り心地が悪化します。
金属製のため、路面と金属が当たるため、当然、音や振動が大きくなります。
基本的には雪のない道は、チェーンを外すようにしましょう。
乗り心地を重視する方は、ゴム製のチェーンを装着した方がいいです。
ゴム製チェーンのイエティ スノーネットの価格はやや高めですが、優れた性能を持つチェーンです。
⇒ イエティ スノーネットの口コミ
ホイールに傷が付く可能性がある
金属チェーンは、金属の鎖のためホイールと接触する部分は傷がつきやいです。
チェーンのメーカーや使用状況、道路の路面によっても異なりますが、ホイールに擦った様な傷が付くことがあります。
見た目重視のホイールを装着している方は注意してください。
金属製タイヤチェーンの口コミ
昨日の奥伊吹で実戦投入されたニューレイトンの金属タイヤチェーン、除雪しきれてない雪道でもしっかりグリップしてくれた
— べるどる (@barlacker) January 30, 2023
金属製故に使用後のメンテとか速度制限はあるけど、スタッドレスでも厳しいアイスバーンでの緊急用としても使えるし、これで4000円台で手に入るから良い買い物した pic.twitter.com/zc7TORhGJ8
口コミでは、金属製チェーンはグリップがいいというのがあります。
雪道、アイスバーンもしっかりグリップしてくれるという口コミもあり、価格が安いチェーンもあります。
スタッドレス+タイヤチェーン(もちろん金属に限る)こそが雪道では最強なのでは…(装着の手間は相当ですが…)
— ななかミラクルオペラ (@nze131tohoulevi) January 25, 2023
スタッドレスタイヤに金属製チェーンを装着する方も多いです。
チェーン規制に備えて応急的に持っているのもアリです。
非降雪地域では、もしもの雪に備えて購入しておく方も多いです。
【動画】覚えてますか?極寒の中、金属製タイヤチェーンの装着に挑戦!
— 日産自動車株式会社 (@NissanJP) February 21, 2023
大雪時はチェーン装着が必須になるチェーン規制が出されることも。
実際に寒い中装着することになった時にスムーズに対応できるよう、事前に練習しておくことをお勧めします❄️ pic.twitter.com/KDkahY7XTH
いきなり雪の上でチェーンを装着するのは大変なので、事前に装着トレーニングをしておくと良いです。
慣れると簡単に取り付けできるという口コミもありますので、取り付けが不安な方は、事前に練習した方が良いかも知れません。
金属製タイヤチェーンのまとめ
金属製タイヤチェーンは、「亀甲型」と「はしご型(ラダー)」があります。
チェーンは、タイヤサイズごとに分かれているので、購入する時は注意してください。
夏タイヤと冬タイヤでは、対応品番が違っている車もありますので、適応タイヤサイズを確認して、間違えないようにしてください。
肝心な時に装着できない事態は避けたいので、適合確認をして、事前に取り付けしてみるのがオススメです。
金属製タイヤチェーンは、ネット通販で購入可能です。
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ぜひあなたの車に合ったチェーンを見つけてください。
取り付けがしやすい布製タイヤチェーンはこちらの記事を参考にしてください。
非金属タイヤチェーン(クイックイージー)はこちらの記事を参考にしてください。